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ニューヨーク駐在員の徒然日記

スタートアップ

こんにちは。

今日は同じ会社の中でスタートアップ界隈の企業に関する仕事をしている同期と昼飯を食べてきました。同期がIT系のスタートアップビジネスを考えるにあたって、筆者の話聞きにきた、というものだったのですが、印象に残ったことを何点か。

 

1.toC向けのビジネスで稼ぐのは本当にキツイということ

スタートアップと考えると、今時やはりアプリを考えがちですが、toCの分野はイメージはあったもののやはりすぐに真似される、逆に言うと真似することですぐに参入出来るということもあり、競争がものすごい熾烈という話は納得感ありました。後発でも死ぬ気で半年真似しまくれば何とかなる、というケースもあるようです。アプリで一発当てるのはそろそろ厳しくなっているというのもなんとなくわかります。そう考えるとBtoBの世界の方がまだまだ開拓の余地があるんだろうな、と思います。

 

2.革新的な技術や発想なんてなかなか出てこない

初期のGoogleAmazonレベルのイノベーションはやはり天文学的なレベルのレアケースで、基本的にそこまで革新的な差別化要素を持つスタートアップはそうそうおらず、それを目指すのも現実的ではない。一方、人が思いつきそうなアイディアでもうまく行動すれば軌道に乗ったビジネスになる、というとでもあるので、スタートアップもそんなに遠い存在と考えなくて良いのかな、と思いました。

 

3.自分はスタートアップがやりたいというわけではないこと

同期はビジネス立ち上げて、そこそこ軌道に乗せて、エグジットして、キャピタルゲイン得て、というまさにスタートアップの一連の流れにフォーカスしているのに対し、筆者はやりたいことはあるけれど、トントンくらいでもいいし、儲けるより何をやりたいかにフォーカスしがちだな、と思いました。そう考えるとある程度の企業に勤めつつ副業とかプロボノとかの方が向いていそうだし、今のキャリアも案外間違ってはないのかなと思いました。

 

何れにせよ、全然キャラも考えも違うのですが、知らない情報も得られるし、自己を客観視する意味でも、こういったコミュニケーションは取っていこうと思いました。

では。

VR

こんにちは。

今日は12月に出来た銀座のプラネタリア TOKYOに行ってきました。

プラネタリア TOKYO in 有楽町マリオン | コニカミノルタ - プラネタリウム

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有楽町マリオンに入っており結構賑わってまして、先週行こうと思ったのですが、席がいっぱいでしたので、事前予約をして気合を入れて行きました。

 

まずは久石譲が音楽を手がける、To the grand universeというプラネタリウムを見たのですが、普通にプラネタリウムと違って、星の観察というよりは映画を見ているような感じで、エンターテイメント性が高かったです。終盤に宇宙のスケールの大きさを感じられるシーンがあり、ここは結構すごかった。これだけ広ければ宇宙人がいてもおかしくないと思いました。

 

続いてVR

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VRです。Night cruisingというアトラクションです。参加者全員で星を見ながら、街や森を進んでいく、というものなのですが、森に進むにつれ徐々に星が見えるようになるという体験もさることながら、やはりVR自体が面白いです。見て楽しむだけかと思いきや、自分でフィールドの中をある程度自由に進めるのがすごい。初VRだったのですが、技術的にここまで来ているのだな、と感心しました。確かにこれがGoogle mapなどで利用できれば、海外旅行せずとも臨場感を持って史跡などを見学できると思いました。

ただ、筆者は乗り物酔いが激しいということもあって少し酔いました。。これからの時代を生きていくには、三半規管の強さが求められているのでしょうか。

 

では。

brexit

こんにちは。

日経で読みましたが、イギリスの議会でbrexitが否決されそうですね。筆者は今の仕事があんまり海外情勢に関係ないこともあり、あんまりfollowしてなかったのですが、与党からもかなりの造反が出ているということで、結構状態としては詰んでいるようですね。。。

正確に詳細はわかっていないのですが、そもそも離脱に反対してるならわかるけど、離脱はしたいけど、今の離脱案では嫌だ、という意見の人はどうなんでしょう。何事にもメリット・デメリットがあるわけで、離脱する以上何かを捨てないといけない、のではないかと思います。イギリスの役人の皆さんは調整で相当大変でしょうね。。。

 

今まではあまりキャッチアップ出来ていなかったのですが、海外業務をやるようになるので、自分ごととして注視していきたいと思います。結局延期するんじゃないのかなぁ。

そういえば、日本にいると、特にテレビで海外のニュースが入ってきませんよね。バラエティや国内の芸能ニュースもいいけど、見る見ないは個人判断として、もっと海外のように色々な国のニュースが(出来れば英語で)流れてもいいのにな、と思います。

 

では。

地方起業家との話

こんにちは。

大分抽象的な内容になります。

今日は四国の秘境で海外の方に超人気のゲストハウスを起業して経営してる方の話を聞いて、飲んできました。

経営や地方創生の話かと思いきや、人生を楽しむにあたってのメンタリティや、人との接し方がメインの話で想定と違いました。ただ、その中で思ったことをいくつか。

 

■開き直ること

筆者は、地方で起業する、となると社会へのインパクト、地域へ貢献、それを通じた自己の社会的地位向上とかをどうしても考えてしまうのですが、今日話した方はそうではなく、生きるため+自分が楽しそうだから始めた、とのことでした。その結果周りがついてきて今に至るとのことだったのですが、何となく共感出来たし、自分の目指す方向にマッチする一つの考えだと思いました。地方への貢献(それ自体は良いことだと思うのですが)をうたいすぎるのには抵抗があります。

 

■リターンを求めない

プライドも捨て金にならないことばかりした結果、ネットワークが出来て、結果生活が出来ている。この逆説的な話には何となく納得感があります。当然リターンを求めて努力して、その成果を得るというパターンもあると思いますが、自分にフィットする考えは前者かな、とも思いました。体現するのは大変ですが。

 

■まずは自分を満たす

社会または他人に対して何かを成し遂げるためには、まずは自分が満たされることであり、その結果として周りも満たされる。この考えも何となくわかりました。ただ、奉仕の精神を良しとされる日本社会で育ってきた経験から、他人のためにまずは自分という発想になかなか至っていなかったな、と思いました。

 

■そうは言ってもビジネスのことは考えていそう

そんな感じでメンタリティに響く話を聞くことが出来たのですが、そうは言ってもゲストハウスの経営もうまくいってるし、講演等もそれなりにあるようで、口コミをうまく使いながら謙虚な姿勢を維持しつつ自分の立場を最大限活用しながら、ビジネスをされているな、と感じました。

 

まぁ何が良いかはわからないのですが、億劫な気持ちを押してこのようなイベントに参加したのは良かったと思いました。知らない世界感を持つ人の話はなかなか消化は出来ないのですが、何となく刺激を受けることが出来る気がします。

 

では。

英会話学校

こんにちは。

今日は英語の勉強の中でも英会話学校について書こうと思います。駐在に向けいろいろ英語の勉強は試しているのですが、メインは英会話学校への通学です。

 

筆者は会社の補助がある程度出るということもあり、高いですがベルリッツ大手町校に通っています。海外赴任が決まる前から通っており、ベルリッツには1年ほど行っています(行ってなかった時期もありますが、、、)。

もともとは、交換留学以来サボっていた英語を思い出すため、仕事でごく稀に英語を使う際にビジネス英語が話せないことにショックを受けたから、社費留学のためのTOEFL・IELTSのスピーキング対策のため、という理由で通ってましたが、足元は赴任に向けてという意気込みで通っています。今日はベルリッツの感想を書こうと思います。

 

■なぜベルリッツか?

交換留学で1年海外生活をしたことがあり、日常会話は何とかなるのですが、ビジネス英語にまったく自信がありませんでした。ですのでビジネスに強い+大手町で通いやすいということでベルリッツとGABAの体験レッスンに行きました。

 

ベルリッツ

http://www.berlitz.co.jp

・ビジネス英語の老舗

・個室でテキスト(本)に沿って学習(ホワイトボード使用)→ロールプレイという流れ

・個室なので静か(答えられないと沈黙が流れる、、)

・先生は選べない

・教え方はややシビア、結構指摘される

・最近予約をネットで行えるようになった

・驚くほど押し売りして来ない、必要なら来ればというスタイル

 

GABA

https://www.gaba.co.jp

・よく広告を見る気がする

・オープンスペースでPCを使いながらテキストに沿って学習、ロールプレイも挟む

・オープンスペースなのでワイワイしている

・先生は選べる

・教え方はややフレンドリーだった印象

・予約はネットで行える

 

値段はあまり変わらなかったのですが、ベルリッツを選んだ決め手は、PCよりテキストとホワイトボードの授業がしっくりきた、先生を選べないが強制的の複数の先生と話せるのでいろいろな英語に慣れることが出来る、押し売りして来ないスタイルに自信を感じた、といったところです。

欠点として1年前は電話とメールでしか予約出来ない、という点があったのですが、最近解消されました。

 

■ベルリッツに通ってみて

授業のスタイルは目論見通り合ってると感じています。途中で内容の要望アンケートがあり、教える内容をアジャストしてくれます(筆者はボキャブラリーが弱いのでその辺りを指摘してほしい、と希望しました)。教え方は先生によってかなりバラツキがあります。ストイックな人はひたすら指摘されるし、のんびりした人は雑談で終わったこともあります。ベルリッツの大手町校ですので、ビジネス英語の英会話学校でしたら日本トップクラスだと思うのですが、ものすごい教え方がうまくてレッスン出るだけでものすごく英語が上達する、というレベルの先生はいません(結局最後は自分の努力次第です)。また、テキスト以外の内容もサポート出来ると聞いていたのですが、基本テキストを進めるだけなので、その辺は期待外れでした(筆者の使い方がよくないのかもしれませんが)

 

ちなみに未だにベルリッツに行くときはやや憂鬱になります。指摘されると凹みますし、仕事の後に行くにはしんどいからです。しかし、 やはり行かなくなると英語と疎遠になって、次行ったときレベルが落ちているように感じるので、よく言われますが継続出来ることを最優先に考えるのが良いと思います。あとは相性なので体験レッスンは絶対行った方がいいです。

 

少しでも参考になれば幸いです。

では。

準備メモ

ブログを開設した目的として、NY行きをまだ会社でオープンに出来ないこともあり、会社でやらないといけないことを整理する機会がないので、メモがてら利用しようとも思っています。

家族、上司と一部の友人には伝えてるけど、いつみんなにオープンにするかが悩ましいです。事実上の発令が出てるのに制度的に秘密にしなきゃいけないってどうなんでしょう。

 

さて、準備ですが、会社が色々やってくれたり、一度住んだことがある、ということもありわりと冷静です。ただ、留学した時もとにかく直前でバタバタした記憶があるので、もう社会人であることもあり笑、早めに考えていこうと思います。

なので、取り急ぎ今やらないといけないと思ってることをTodoリストとして書いてみようと思います。ちなみにインプットは会社の手引きと簡単にwebで漁ったら情報くらいです。

・ビザ申請のための書類提出

・妻のビザ関係の確認

・ビザ申請のための航空券のとりあえずの手配

・妻の航空券の取り扱い確認

・ケータイのsimロック解除と契約変更(最低限のプランに変える予定)

wifiの解約

・カード関係等の各種住所変更(実家か?)

ANA USA CARDの申請(ドル建てカードあった方がいいらしいので)

・赴任前健康診断の予約

 

気になること・考えること

・ドル建て送金の方法

・引っ越しの手配

・インフラ+NHKの解約

・ワイシャツとか追加購入するか

・保険の内容確認

・事前にNYの不動産業者とコンタクトした方がいいらしい

・親知らずどうにかするか、、、

 

思いついたら書き足そうと思います。

では。

はじめに

2019年4月に東京のオフィスからニューヨークの現地法人に転勤することになり、学生時代に交換留学した際も書いていたブログを、今回も書こうと思います。学生時代にアメリカに留学したのが確か2009年。もう一度アメリカに戻ってくる、と帰りの空港で誓った想いが叶うとは思いませんでした(当時はMBA留学で戻ってくるつもりだったけど)。

 

hojo-kiというタイトルは、鴨長明が庵に住みつつ当時の世間を観察し書き記した「方丈記」からとっています。自分も異邦人として新たな環境での気づきや経験をあまり張り切り過ぎず徒然に書いていこうと思います。